峰不二子という女 第9話「湯けむり慕情」感想・評価

退廃的な温泉場の雰囲気が、絵の雰囲気とマッチしています。
第9話「湯けむり慕情」です。
こんな温泉場は日本には無いと思いますけどね。

バーサーカーの様な不二子

催眠術にかかっているのか、何かのトラウマのせいなのか、
今回の不二子は狂戦士と化しています。

ルパンと次元に向かってマシンガンを放ち続けていましたね。
これまでの理知的で蠱惑的な魔性の女の雰囲気とは全く違います。
何か原因があるはずなのですが、それは明らかにされませんでした。

それにしても、マシンガンの銃弾を避け続ける
ルパンと次元はどうなっているのでしょう。
一発も当たらずに逃げ続けました。

この辺りの非常識がルパン三世ならではですね。
セカンドシーズンのテイストが生きています。

まるで異世界の日本

ノスタルジックで幻想的な雰囲気の温泉場が舞台になっています。

完全に人権無視の見世物小屋まで出て来ます。
こんな場所は、日本には無いですよね。

この見世物小屋に、
身体中を絵画にされた女性が出て来るのですが、
この女性を不二子が狂った様に追い回します。

不二子は子供の頃、フクロウの顔の男達に、
どうやら人体実験の様な事をされていた過去がある様です。
人権無視も甚だしい訳ですが、
この事が今回の不二子の行動の原因になっている様ですね。

成長する絵画、などと言われて、
全身にペイントをされている女性と共通する何かがあるのでしょうか。
本当にキナ臭い話になって来ましたね。

個人的には、あまり気持ちの悪い話に
なって欲しくは無いのですが、
どうもそういうサイコな匂いがしますね。

因みに、今回は不二子が意味無く
オッパイを出す事も無かったですし、
物語全体のターニングポイントになっている回なのかも知れません。

今後の展開に期待します。

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