峰不二子という女 第7話「音楽と革命」感想・評価

このシリーズでは初めてのスケールの大きなお話。
第7話「音楽と革命」です。

それでも最後は斬鉄剣で戦争を防ぐ、
というルパン三世的な解決でした。(ルパンは出て来ないですけど……)

この手の話をルパン抜きで

国家間の戦略に絡んだ話は、
これまでのシリーズでもありましたが、
大抵はルパンの頭脳で解決する話でした。
これを、不二子絡みの男女の話を軸に解決させるのは面白いですね。

その分、大国(アメリカとロシア)の首脳陣は
滑稽に描かれていました。

そして、今回登場の革命家は、
ゲバラがモチーフなのでしょう。

非常に漫画的に分かりやすく描かれていますが、
実際の外交や軍事も案外こんな物なのかも知れない、
と思ってしまいました。

世界を何度も滅ぼす程の兵器を持ち合って、
危ないバランスの上で平和を維持する、
なんて滑稽以外の何物でもありません。

超人五ヱ門登場

ロシアの戦闘機が発射したミサイルを五ヱ門が斬り捨てたお陰で、
アメリカとロシアは戦争にならずに済みました。
第三次世界大戦が回避されたのです。

この辺りの解決の仕方は、ルパン三世ならではですね。
セカンドシリーズを思い出しますね。

これ位吹っ切れていた方が気持ち良いです。

とは言うものの、
ジェット戦闘機に対して、何故複葉機で挑んだのか?
五ヱ門は飛行機の上にどうやって立っているのか?
これだと、五ヱ門よりも複葉機のパイロットの方が凄いのではないか?
などなど、突っ込みどころ満載です。

でも、そこが面白いですね。

ジェット戦闘機同士のシーンに、
古めかしい複葉機の上に立つ五ヱ門が現れた時は、
思わず、出たぁ〜、と言いたくなりました。

出るだろうと思ってはいても嬉しくなってしまいます。

不二子のオッパイはデフォルト

ラストシーンの不二子と五ヱ門の場面では、
何故か不二子は水着の上を外したまま立ち上がりました。
何故ここでわざわざオッパイを出す必要があったのか分かりません。

もう、オッパイを出す事が決まりなんですね、きっと。
流石に何の脈絡も無いですからね、今回は。

本編のシリーズでは、不二子の乳首は封印されていたので、
今回のシリーズでは嫌という程出す気なのでしょう。
個人的にはバッチコイです。

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