峰不二子という女 第4話「歌に生き、恋に生き」感想・評価

まさか不二子が銭形と…

際立ったのは不二子のビッチ振りでしょうか。
第4話「歌に生き、恋に生き」です。
冒頭のシーンから衝撃的でしたね。

冒頭から濡れ場です。
それも不二子と銭形です。

最初は、
何かトリックがあるのかと思って
観ていましたが、
捕まって逃がしてもらう為に
不二子が身体を売ったようです。
そして、銭形は
不二子をルパン逮捕に協力させるのです。

不二子も不二子なら、
平然と利用する銭形も酷いですね。
完全に本線のルパンシリーズとは違っています。

ある意味、
女盗賊の在り方としてはリアルですね。
アウトローの不良刑事としての
銭形もリアルです。

妙なところが原作寄り

ところで、
濡れ場を表現するのに、
オス♂マークと
メス♀マークを使っていました。
これは、
モンキーパンチ原作のコミックで使っていた手法ですね。
こんな所も原作寄りなんだなぁ、と思いました。

汚れ役の峰不二子

今回の不二子は
汚れ役を嫌がっていません。

情事の後の銭形には
「安い身体」
と言われ、
ルパンには気軽に胸を揉まれます。

一番酷かったのは、
銭形の助手のオスカーに
「豚女」
「タン壺」
と呼ばれていました。

しかも、その後
不二子が見返す事も無く
話が進んで行くんですよね。

ちょっと、不二子ファンの管理人には
冷静に観ていられない感じがしましたよ。

それでも不二子が明るく
堂々としているので救われますね。
これは、
甘んじて受け入れているのか、
もっと別の価値観が強く、
汚れること程度では気にならないのか…

私としては、
後者であって欲しいですけどね。

これまでのルパン三世とは違う…

さて、
ハードボイルドを強く押し出している
この「峰不二子という女」では、
完全にこれまでのルパンシリーズの
イメージとは変わっています。

それを改めて強く感じた回でした。

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