やっぱりお前は不二子だったか…
今回のお話は、やったりやられたりが
激しくて面白かったですね。
話の冒頭で、女警備隊長に銭形が
ルパン一味について説明する所で、
女性は敵では無い、
と不二子の説明を拒否するシーンがありましたが、
これがラストの伏線だったんですね。
何故、今更こんな説明のシーンがあるのか、
不思議だったのですが、
最後に分かる仕掛けになっていました。
一話完結のルパンシリーズですが、
短い話でも、こういうのをちゃんと
やってくれる所は大きな魅力ですね。
計算しちゃダメ
短い話、と言ってもスケールは広大です。
アラビアにある金庫を破る為に南極圏に油田を作ろう、
というのですから。
このトンデモない発想がルパンの魅力でもあり、
良く無い所でもありますね。
これが好きで無いと、セカンドシリーズは観られません。
どう考えても採算が取れないとしか思えませんから。
なかなかの良作
ところで、
ラストシーンの不二子は可愛かったですね。
ルパンを出し抜く事もあれば、
今回のように上手を行かれる事もある。
最後まで、どっちに転ぶか分からないのが面白いです。
ルパンと不二子の後ろの席で、
帽子と斬鉄剣を見せるだけの
次元と五ヱ門も粋でしたね。
あれだけで、強烈に存在をアピール出来るのは、
キャラクターが強いからですね。
一瞬でしたが、ルパン好きの私には堪らないシーンでした。
今回のお話も、かなりの良作では無いでしょうか。
攻守か二転三転し、どんでん返しもアリで、
飽きさせない展開が非常に良かったと思います。
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