ルパン三世2ndシリーズ第30話「モロッコの風は熱く」感想・評価

ルパンと銭形のコンビによる逃避行
第３０話「モロッコの風は熱く」です。
ちょっと珍しい話ですね。

今観るとタイムリーかも

砂漠地帯に展開している反政府軍の外人部隊。
ここに、ルパンと銭形が捕らえられて、
無理矢理連れて来られました。
強制的に戦争に協力させられる様です。

何だか、現在の中東情勢を見ている様な気になりますね。
この話の放送当時から紛争の絶えない地域なんだ、
と考えさせられます。

今は平和なのに、この頃は大変だったんだなぁ、
という感想が書ける様なら良かったんですけどね。

現地の人のベールを被ってルパンと銭形の逃亡中、
何故か銭形がナンパされます。
それも２回も。

女性のふりをしているとは言え、
何故、あんなオッサンが……
五右ェ門ならまだしも。

と、思ったら、
そう言えば銭形は下まつ毛が長いですよね。
目だけ出してたら美人なのかも知れません。

列車に掴まり、逃亡が成功しかけた時に、
力尽きた銭形は敵に捕らえられてしまいます。
これを助けに戻るルパン。

何だかちょっと感動的でした。
こうなるのは、分かっちゃいるんですけどね。

銭形の頭が固いせいで、随分と
余計なピンチになっていた様な気もしますけど、
それでも助けに戻るルパンは頼もしいです。

何だか色々考えさせられた回でしたが、
シンプルで面白い話だったと思います。