世界で一本しかない、
というワインを狙うルパンファミリー
第12話「大統領への贈り物」です。
ワイン一本を盗むにしては随分と大掛かりですね。
ムッツリ五右ェ門
ワインのシャトーに忍び込む為に
ワイン樽に隠れるメンバー。
ワイン樽を跨ごうとする不二子の
パンチラを覗こうとするルパン。
不二子に怒られています。
改めて不二子が樽に入ろうとすると、
今度は五右ェ門の視線が……
咳払いをしながら顔を背ける五右ェ門。
そりゃ、ルパンの様に堂々とは出来ないよねぇ。
気持ちは分かるけど……
もう、この五右ェ門を見られただけで、この話はお腹いっぱいですね。
手口の描き方が丁寧
今回の盗みは、派手さには欠けますが、
丁寧に描かれていて面白いです。
ワインの保管場所を探る為に銭形警部を利用する方法や、
人間の入ったワイン樽の検査をくぐり抜ける方法とか、
アメリカに五右ェ門を先に行かせるくだりなど……
ルパン三世に緻密さは求めないものの、
手口が比較的丁寧に描かれていました。
こういう回も非常に良いですね。
まあ、でも五右ェ門のくだりは、
どうやって先回りしたのか謎ですけどね。
ワインの輸送機は世界最速のコンコルドでしたからね。
ジェット戦闘機でもジャックしないと無理だったのでは……
皮肉も効いてる
ルパンによってすり替えられた
安物のワインを飲むアメリカ大統領。
喜んでいる大統領達をテレビで見ながら、
ルパン達は爆笑してました。
ワインの味は大統領でも分からない
って、権力に対する皮肉が効いてますね。
古くなってカビ臭くなった本物のワインを
大統領が飲んだらどうなっていたのか興味が湧きますね。
何食わぬ顔で、我慢して飲んだんでしょうか。
色々想像してしまいます。
今回のお話も面白かったですね。
セカンドシリーズも良い感じですね。
コメント