ルパン三世2ndシリーズ第9話「浮世絵ブルースはいかが」感想・評価

最後の逆転劇が気持ちいい

浮世絵のすり替えにルパンが挑む第9話「浮世絵ブルースはいかが」です。
写楽三世を名乗るお爺さんが出てきます。

最後の逆転劇が気持ちいい、痛快なお話しでした。

最初にネタバラしのパターン

今回のお話は、最初にネタバラしがあるのですね。
冒頭で、不二子が売れないベテラン俳優に
浮世絵ブルースという脚本を見せて依頼をしています。

視聴者が子供なら、このシーンを忘れて観ているでしょうし、
大人もいつ発覚するのか楽しみに観ていられます。
管理人も、不二子のダマシだと分かっていながら、
楽しく視聴する事が出来ました。

詐欺の手法で……

写楽三世が、世界中の浮世絵を全て偽物とすり替えて来た、
と大きな話を見せておいて、
実は狙いは、五右衛門の浮世絵一枚だけ、
という典型的な詐欺の手法ですね。
大きな嘘の中にいると小さな嘘に気が付きにくい、
ってヤツですね。

なかなかリアルで面白い、と思いました。

飛んでいない飛行機

浮世絵の輸送機が実は飛んでいないというのは面白かったですね。
飛行機の窓からムービーを観せて騙していました。
「あぁ、あれがアパラチア山脈か。素晴らしいもんだな」
と、銭形が風景に感心するのも伏線だったのですね。

でも、このネタなら、飛行機が空に飛び立つカットを
使ってはいけなかったと思います。

ちょっとした事なのに、何で入れたんだろう?
非常に勿体無いと思いましたよ。

ルパンの負け惜しみかな

今回のお話は、かなり面白かったと思います。
ルパン達も、ほとんど最後まで騙されていましたからね。

「女の細腕でよくやった方さ」
などと、ルパンは不二子を評して偉そうに言っていましたが、
発信器を外し忘れていなければヤラレていましたからね。

管理人としては、かなりの秀作だと思った回でした。

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