ルパン三世 Ⅳイタリアーノ第3話「生存率0,2%」感想・評価

ルパン三世2015新シリーズも第3話になりました。
今回は「生存率0,2%」という
絶体絶命が決まっているような
タイトルの作品でワクワクします。

ニクスがメチャ強いけど…

前回のお話で登場した
イギリスの諜報部員MI6のニクス
この人、予想通りメチャ強いです。

次元は軽く捕まってしまい、
ルパンもやられっぱなしです。

007をリスペクトしたようなキャラクターですね。
コンピュータ制御のハイテクカーに乗り、
イギリス諜報局から殺人許可を受け、
祖国のために忠誠を尽くす。

あれ、あんまりジェームズボンドっぽくないな?

どちらかと言うと、
いろいろ不思議な能力をつかうみたいなので
ファーストシリーズのパイカル的な感じですかね。
仕掛けをルパンに見破られるところも同じです。

それにしても、ニクスは
凄い割には射撃が下手すぎでしょう。
目の前のルパンに当たらないって…

そういえば、ニクスは
ルパンの拳銃の弾を避けてましたね。
マトリクスみたいでした。
この仕掛けもいずれ、
ルパンに暴かれるのかな。

これからも、このニクスは
ルパン一味の強敵として
登場してくるんでしょうね。
楽しみです。

最後はやっぱりルパンの頭脳

ニクスに追い詰められたルパンと次元は
絶体絶命のピンチに追いやられます。
拳銃を向けられ、なす術がない状態です。

もう駄目か、
という時にニクスに撤退命令が下り、
ルパン達は助かりました。
ルパンに特別な恨みがあるわけではないニクスは、
ルパン達を撃たずに帰ってしまいます。

この辺りは、
自分の仕事に徹しているハードボイルドの世界ですね。
カッコいいです。
必要のない殺しはしない
という、ルパン一味に通じるものがありますね。

偶然の撤退命令で
九死に一生を得た形のルパン。

でも、
実はこれもルパンの計算の内
というオチがあります。
ルパンの仕掛けで事件が起きて
ニクスは引き上げさせられたのです。

ルパンはここまで考えていた、
という痛み分けの結末でした。

この事を知ったニクスは、
悔しがるどころか嬉しそうにニヤリ、
という
実にハードボイルドなお話でした。

このまま最終話まで…

今回のお話も面白かったですね。
ルパン三世を観ている、
という十分な満足感がありますね。

このグレードで24回保つのかしら。
面白いだけに、
逆に心配になってしまいます。

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