ルパン三世2ndシリーズ第73話「花も嵐も泥棒レース」感想・評価

世界泥棒オリンピック(ドロリンピック)が
日本で開催された。
第73話「花も嵐も泥棒レース」です。
滅茶苦茶な悪ノリ話しですので、
細かい事は気にしないで視聴しましょう。

徳光さん……若いな

実況アナウンサーの声で、
これ徳光和夫だろうな、
と思っていたら、本人が
アニメで出て来ちゃって挨拶してましたね。

まだ、日本テレビの局アナをやっていた頃で若いですね。

何でカーレースなの?

泥棒世界一を決める為のドロリンピックで、
何故カーレースを種目にしたのかは謎ですね。
しかも、日本縦断、何でもあり、
正にデスレースですね。

その割には、

「おい、窓から物を捨てるな。お子様が見てるんだぞ」

という次元のメタ台詞。
ほとんど殺し合いをテレビ中継している
というのにこの謎の気遣い。

ホント何でもありみたいですね。

「なにがドロリンピックだぁ」

という銭形の叫びも虚しいですね。
今回、一番まともな見解なんですけどね。

オープンカーは無いよね

ルパンと次元の乗るレーシングカーは、
ファーストシリーズの第1話を彷彿とさせる
デザインで心が踊りました。

シンプルで格好いいですね。

でも、オープンカーは無いでしょう。
何でもありのデスレースで、
敵はミサイルでも何でも撃ってきます。
狙撃されたらどうするんでしょうね。

それに、日本縦断で自力で海も渡るんですよね。
海水が入って来放題かと……

まさかのファントマ・マークⅢ

このレースの黒幕は、
第53話に出て来たファントマ・マークⅢでした。
包帯ぐるぐる巻きで再登場ですね。

その情報を得た五右ェ門も驚いていましたが、
彼、生きていたんですね。

確かに、前の話では銭形警部の誘導で、
本拠地に各国の連合艦隊が迫る所までしか
描かれて無かったですね。

包帯の隙間から自分の目玉を取り出させて執事に洗わせる、
という不気味なシーンもありました。
でも、このシーン、
やたらに不気味な割には
何の伏線にもなっていなかったんですよね。

ファントマがやったのは、
レースのゴール地点に会場が崩壊する
という罠を仕掛けただけでしたね。

呆気ないファントマ

ファントマがいた灯台は、
駆け付けた五右ェ門が縦に真っ二つにぶった斬りました。

振り返りもせずに立ち去る五右ェ門は
格好良かったですが、あれ、これだけ……
って思ってしまいました。

あまりにも呆気ないファントマの最後でした。

まあ、これだとまだ生きていて
再々登場があるかも知れませんね。

ナチ関係以外で、悪の秘密結社の需要は高そうですからね。
そうそうやたらに色んな秘密結社が
出過ぎるのも価値が下がりますからね。
既存の悪の組織を使い回すかも知れません。

単純で面白い

それにしても、今回の話は面白かったです。
本当に単純で、分かりやすくて面白い。

格好良いセリフも多かったし、
満足のいく回だったと思います。

どうせハチャメチャならここまで
突き抜けてくれると本当に楽しめるものですね。

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