ルパン三世2ndシリーズ第55話「花吹雪謎の五人衆（前編）」感想・評価

歌舞伎の舞台役者の様な五人組が登場します。
第５５話「花吹雪謎の五人衆（前編）」です。
２話構成の前編ですね。
第５０話、第５１話「私が愛したルパン」以来の前後編ものですね。

「白波五人男」をリスペクト

歌舞伎の演目の「白波五人男」を
リスペクトしているんですね。
弁天小僧が弁天菊子という女性になっているので、
五人男では無く「白波五人衆」になっています。

日本駄右衛門が日本駄目ェ門になっているのは、
名前が酷過ぎると思いましたけどね。

何故、この回で歌舞伎を持ち出したのかは謎ですね。
放送当時の子供達が、
特に歌舞伎に造詣が深かったとは思えないですからね。
当時の流行という訳でもなさそうです。

単なる監督の趣味だったのかな。

ルパンが盗み出した富嶽三十六景の浮世絵を、
更にルパン達から盗み出そうとする白波五人衆。
それが分かっていて、
まんまと誘い出されて
浮世絵の一枚を盗まれてしまいます。

それにしても、アジトの出入口を開けたままで
３人とも出て行ってしまうとは…
これは、幾ら何でも間抜け過ぎますね。

そして、白波五人衆の側も、
全部盗めば良かったのに、
何故一枚だけ盗んでルパン達を挑発したのかも謎です。

白波五人衆はなかなか手強い敵の様です。

五右ェ門が引き抜かれそうになっていたり、
人質となった不二子が火あぶりになったり、
なかなかのピンチに陥って引きで終了しましたね。

管理人には、どうしてもこの白波五人衆が
強敵には見えないのですが、
後編では全面対決なのでしょうね。

正直に言って、今の所、
前後編に分ける程の内容には
思えないのですけど大丈夫ですかね。

後編に期待したいと思います。