ルパン三世2ndシリーズ第54話「半七刑事 十年目の約束」感想・評価

懐かしさよりも古臭さが際立つ 第54話「半七刑事 十年目の約束」

半七という老刑事とルパンの対決
第54話「半七刑事 十年目の約束」です。
銭形がいるんだから、
半七がいても不思議ではないですね。

江戸弁全開で落語のよう

半七は、時代小説の
半七捕物帳」に出て来る岡っ引です。
この回の放送当時までにも、
何度もドラマ化されていた様ですね。

管理人も全く知らない頃の昔の作品ですね。

今回の半七刑事は、拳銃の代わりに十手、
手錠ではなく縄を持っている時代錯誤の老刑事。
銭形警部は、
半七先輩、
と呼んで慕っているのですが、
警察署ではお荷物扱いされている様子でしたね。

半七刑事と引ったくりの男との会話などは、
江戸弁全開で小噺を聞いているのかと思いました。

東京の下町でも、あんな喋り方の人はいません。

ちょっとした悪ノリだよね

浅草寺の屋根の上でのルパンと警察の対決では、
御用!御用だ!
と、江戸の捕物のノリになり、
みんな着物姿になってましたね。

面白いですけどね。
好みは分かれる所でしょうけど、
今回の最大の見せ場ですね。

今ならピーかな

ルパン逮捕失敗の責任を
半七と銭形に押し付けようとしていた署長達。
彼らは、半七刑事を評して
「リウマチ持ちの……」
と言ってましたね。

今ならピーかな?
病人差別も甚だしいですからね。

この頃は規制が緩かったんですね〜

半七刑事の逆転劇

ダメな老刑事の半七でしたが、
最後は署長達もルパン達すらも
出し抜いて逆転して見せましたね。

背中に観音様を背負って
サーフィンするのはどうかと思いますが、
最下層からの逆転は気持ち良かったですね。

たまにはこういう話も良いのかも知れません。

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