ルパン三世2ndシリーズ第49話「可愛い女には毒がある」感想・評価

非道の盗賊組織コブラとの対決
第４９話「可愛い女には毒がある」です。
ルパンの久々のハードボイルドが見られました。

何故ボクシングなの？

導入部はボクシングの試合。
観戦するルパンと次元。

いきなり、場面とBGMが合っていません。
ちゃんとして欲しいです。

それに、かなり丁寧にボクシングの
試合を描いていましたが、
これ、伏線でも何でも無いんですよね。
盗賊組織コブラの幹部の男が登場した以外には、
話の進展もありませんでした。

この時間があるのなら、
別の場面でルパン達の格闘シーンを
丁寧に見せてくれたらいいのになぁ。

大金持ちで美人のザクリーヌが
今回の盗みのターゲットだったのですが、
コブラの男に襲われ怪我をした所を助けられ、
ルパンは彼女と恋に落ちます。

次元がヤキモキする位のアツアツぶりなのですが、
残念な事にこのザクリーヌ、
あんまり綺麗に見えないんですよね。
誰か当時の女優さんを
モチーフにしているのかも知れないんですけど、
なんか目が離れていて顔も老けてますよね。

美人だ、
という設定は受け入れますけど、
どうにも感情移入し辛いですね。

実は、盗賊組織コブラのボスはザクリーヌでした。
見抜かれたザクリーヌは、ルパンを殺そうとします。

車を運転中のルパンに、
後部座席から拳銃を突き付けるザクリーヌ。
ルパンは絶体絶命のピンチに見えます。

でも、ルパンには余裕があるんですよね。

「よせ、ザクリーヌ。女ぁ、殺したくねぇんだ」

久し振りのルパンのハードボイルドなセリフですね。
カッコいい〜

そして、至近距離で
後頭部に向けられた拳銃の弾丸を躱しました。
ザクリーヌ諸共、崖から転落する車。

ルパンが女性を殺すのはレアですね。
そういう意味では、
ザクリーヌは希少なキャラと言えるのでしょうね。

最後はカッコ良かったルパンでしたが、
女性にだらしないのもいい加減にしないといけませんねぇ。