ルパン三世2ndシリーズ第48話「非常ベルにルパンは笑う」感想・評価

泥棒の泥棒らしいお話も良いね

警戒厳重な銀行の金庫からの現金強奪
第４８話「非常ベルにルパンは笑う」です。

至極真っ当な現金強奪ものですね。
セカンドシリーズを観ていると
何だか珍しく感じてしまいます。

最初は、現金輸送車を船で狙います。
橋の下から強力磁石で吸付けて、
橋ごと船で奪おうとします。

このやり方はセカンドシーズンらしいやり方ですね。
漫画的で現実離れしています。

しかし、これは裏をかいて現金輸送車の中に
隠れていた銭形と警官隊によって失敗してしまいます。
逃げるルパン達。
でも、これも計画のうち。
本命は、銀行の金庫破りだったのです。

床に触れると非常ベルが鳴り、
決められた時間が来ないと開けられない金庫です。
逆に言えば、
時間まではじっくりと作業が出来るんですね。
金庫に潜入したルパンと次元は、
天井に吸盤を貼り付けて、
床に触らない様に作業をして行きます。

今度は、前半と違って、
かなりアナログな装備ですね。
トイレ掃除のスッポンみたいな道具を沢山使っています。

どちらのやり方もルパン三世らしいと思います。
この手口の新旧の振り幅が広いのは、
ルパン三世の魅力だと思います。

不二子がいつ裏切るのか心配しながら観ていましたが、
今回は素直にそのまま終わりましたね。

大成功のお話でした。
気分が良いです。