ルパン三世1stシリーズ第9話「殺し屋はブルースを歌う」感想・評価

ハードボイルドなルパンに哀愁が漂う

この「殺し屋はブルースを歌う」はファーストシリーズの中でも
一番ハードボイルド色の強い作品だと思います。

そして、ルパンファミリーのそれぞれの個性が
妥協することなく描かれています。

とことん女に甘い ルパン
絶対的にルパンを支える 次元
ストイックで孤高の 五ヱ門
必ず利がある方につく 不二子

この強烈な個性が、ルパン三世のお話を面白くしている
ということを、改めて感じてしまいました。

裏切りの不二子

命をかけて自分を求める男を裏切る不二子。
そのことを当たり前のように受け入れるルパン。

不二子が近づいたり裏切ったりすることを
自然の現象のように認めているルパン。
絶対裏切らない次元や五ヱ門と比べて、
ルパン三世の女性は自由です。

そして、これを受け入れる男たちは、厳しく、懐が深いです。

正にハードボイルドですね。

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