そんなにコンピューターが凄い訳ないんだけど…
最終回前のお話です。
「先手必勝コンピューター作戦!」って、
全く面白そうには思えないタイトルですけど、
意外に面白かったですね。
犯罪の手口の予測を完璧にはじき出す
コンピューターと、ルパン一味の対決です。
最後は、無計画作戦で気まぐれに
行動したルパンが勝ちます。
AIの概念の伝わっていない時代
まあ、古い作品ですからコンピューターが
あまりにも古めかしいのは仕方ないですね。
でも、みんなで
コンピューターは凄い、凄い、
って言ってるのは滑稽ですね。
なんだか、この作品を放送していた
時代そのものに愛おしさを感じます。
器械やデータにばかり頼っていると失敗しますよ、
ってルパンに教えられました。
人生における岐路では、
データよりも直感が大切なことが多いですからね。
ちょっと考え過ぎですかね。
面白いけど設定に無理が
さて、作品評に戻りますが、
このお話は突っ込みどころが多過ぎてきりが無いです。
大分設定に無理があるんですね。
でも、全体としては結構面白いんです。
全く緻密さに欠けていても
ルパンのキャラや雰囲気で
お話として面白くまとまってしまう。
これも、ルパンの魅力の一つなのかと思います。
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