ルパン三世1stシリーズ第20話「ニセルパンを捕まえろ!」感想・評価

ニセルパンはどっちでもいいんじゃないかしら?

このお話「ニセルパンを捕まえろ!」は、
あまりニセルパンは関係ありません。
泥棒島の住人たちと
ルパン三世の対決のお話です。

ニセルパンの登場は、ただのきっかけに過ぎません。

うがった見方をすると、
キャッチなタイトルが欲しかっただけ
なのかも知れません。

泥棒の島って何?

自分と手口がそっくりのニセルパンを追って、
泥棒の島にたどり着いたルパン。
この島の住人は、
泥棒することだけで生計を立てているという
とんでもない島民達の島です。

それにしては
仕掛けがチャチなんですが、
それは置いておいて…

かつて、初代ルパンが盗賊の書という
泥棒虎の巻みたいな本を島に置いていった、
ということで、
この本をバイブルのように盗みをしてきたので、
この島の泥棒達の手口がルパンに似ていたということでした。

初代のルパンってよく出てくるよね

初代ルパンを師の様に慕っている島民だったら、
ルパン三世のことを歓迎しても良さそうなものですが、
何故か敵対します。
ルパンもその本を取り返そうとします。

結局、ルパンは乗り込んできた銭形と島民全員を
出し抜いて本を持って脱出します。

ルパンは、自分の頭を指差しながらこう言っていました。
「どんなにテクニックが上手くても、要はココ次第ってこと」

なるほど。

それで、ラストカットで本を
うっかり海に落としてもハッピーエンドというわけですね。

2羽の鳥の伏線も回収

島を脱出する為に
2羽の大きな鳥に繋がれたロープを持って
飛んでいくのですが、ちょっと無理がありますね。

大型の鷲か鷹でしょうけど、
人間を運ぶのは無理でしょう。

何度も、この2羽の鳥のカットインが使われているので
まあ、使うんだろう
と思ってましたが、流石に飛ぶのは無理です…

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