謎の白波五人衆との争いが続きます。
第56話「花吹雪 謎の五人衆(後編)」です。
後編は全面対決かと思ったら、
五右ェ門と菊子の恋バナの様になってしまいました。
不二子の酷い顔
絶賛火あぶり中の不二子。
火をかけられた小屋の上に縛り上げられています。
必死に助けようとしたルパンと次元でしたが、
どうにもならずに一旦撤退します。
この時不二子が、
「薄情者、私を置いて逃げるなんて!
あの世で呪ってやるから」
と、ルパン達に叫びます。
この時の不二子の顔が酷かったですね。
ちょっと見た事ない位の怖い顔でした。
いくらピンチだからとは言え、
あれでは悪役のモブキャラです。
不二子には、
どんな時でも美しくあって欲しいものです。
撤退したかのように見えるルパン達ですが、
ヘリで戻って来て不二子を無事に救出します。
何故、ここに大掛かりな装備を積んだ
ヘリが用意されていたのか、
タイミング的にとても間に合いそうもない、
などの疑問がありますが、
気にしたら負けですかね。
不二子が助かって良かった〜
と、単純に喜ぶ事にします……
五右ェ門が裏切るのは悲しい
この話の最大のポイントは、
五右ェ門が敵側についた事でしょう。
それが、
昔気質の戦い方をする白波五人衆にほだされた、
という非常に弱い理由でしたね。
これは、悲しくなりました。
まあ、騙されたんですけどね。
五右ェ門がチョロ過ぎるだろ。
これに気付いた五右ェ門は、
ルパンの元に戻り、
殴り合って仲直りするという……
ルパンは殴り合うの好きですね。
ファーストシリーズの第10話「ニセ札つくりを狙え!」
のラストシーンを思い出しました。
こういう時に、次元は妙に分かっているんですよね。
ルパンと五右ェ門の殴り合いを止めようとした
不二子にタバコを勧めて、
静観する様に促していました。
憮然とした態度でタバコをふかしている
不二子が可愛らしかったです。
弁天菊子の裏切りは予定調和
恋に落ちた様に見えた五右ェ門と弁天菊子でしたが、
これは弁天菊子の嘘でした。
そして、菊子は実は弁天小僧で男だったのです。
まあ、「白波五人男」を知っていれば、
読めていたオチですよね。
改めて申し上げますが、
それにしても、今回の五右ェ門は人が良い、
というか、チョロ過ぎますね。
前後編にするほどの話なの?
前後編を通して今回のお話は、
2話を使う程の内容では無かった、
というのが管理人の結論です。
強敵に見えた白波五人衆とも、結局、
対決らしい対決は無かったですからね。
ちょっと肩透かしでしたね。
それでも、最後の見栄は面白かったですね。
結局、これがやりたかったのかな。
「同じ五人なら、こっちが主役だぁぁ」
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