ルパン三世2ndシリーズ第3話「ヒトラーの遺産」感想・評価

ルパンは地球人!国家なんて関係ないぜ

この「ヒトラーの遺産」は
まだ、ベルリンの壁があった頃の
お話です。

言うまでも無いかもしれませんが、
ベルリンの壁は、
ドイツを東西に分けていて
社会主義と自由主義に国が
分かれていたのです。

ざっくり言うと、
今の南北朝鮮みたいなものですかね。

当然、警戒は厳重です。

そして、今回のルパンは
ヒトラーの遺産を狙っています。

その為に東ドイツに潜入、
その遺産の在り処を
知っている老人を東ドイツで誘拐、
ベルリンの壁を突破して
西ドイツのアジトに
連れてこようとするのです。

「なーに、壁なんてのは越えるためにあるんだ」
なんて言ってます。

ルパンのスケールは
国家間のこだわりや争いも
余裕で超えている大きさなんですね。
カッコいいです。

ま、実際は
夜中にグライダーで越えようとして
撃たれたりしてましたが。

国家間の壁なんてくだらないぜ、

ってルパンが言ってるような、
ある意味風刺のように
見えてならないのですが、
管理人の考え過ぎですかね。

テンポよくスピーディーな展開

この後、お宝を手に入れるまでに、
老人を芝居でだましたり、
銭形警部との追いかけっこしたり、
いろいろ展開していくのですが、
盛りだくさんでスピーディです。

セカンドシーズンの良さは
このテンポの良さ、
スケールの大きさでしょうね。
視聴者を飽きさせません。

結末は結局アレなんですが、
ルパンらしくていいでしょう。

最後まで楽しく観られる作品だと思います。

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